MAINMENUHIGHLIGHTTIME TABLELINE UPPRESENTMAILNEWSHOW TO WATCHSPECIAL
TOP > SPECIAL
スペシャルfox-movies

ヘザー・ランゲンカンプ 「エルム街の悪夢」 

ヘザー・ランゲンカンプ 番組詳細はこちら

80年代を代表するスクリーム・クィーンと言えば、絶対にヘザー・ランゲンカンプですね。言わずと知れた、「エルム街の悪夢」のナンシー・トンプソン。だいたい、自ら進んでモンスターに闘いを挑むというヒロインというのが、まず画期的だったわけです。「ハロウィン」のジェイミー・リー・カーティスだって、よくよく思い返せば悲鳴あげて逃げ回ってばかりいたわけだし、「13日の金曜日」のエイドリアン・キングだって追いつめられて追いつめられて、もうどうしようもなくなってジェイソンの母ちゃんの首を撥ねるわけだし。

 

その点、ナンシーはね、フレディの正体が何だか分からないうちは怖くて右往左往ばかりしてるんですけどね、そのうち逆切れするんですよ。「てめ~、さんざん怖い思いさせやがって~、よくもティナやグレンをぶっ殺してくれたよな、あたいが血祭りにあげてやっから首洗って待ってな!」って具合に(笑)。怖いんだな~、女子高生怒らせたら。そんなナンシーも、「エルム街の悪夢3 惨劇の館」では精神科医になって登場するわけですが、さすがに大人としての思慮分別がついているので、よりロジカルな作戦のもとにフレディと対峙しようとするわけです。同時に、フレディの悪夢に悩まされる子供たちの母親的存在でもあり、精神的にも肉体的にも強くなったナンシーを何とも心強く感じたもんでした。

ヘザー・ランゲンカンプ しかし、よく考えてみるとヘザー・ランゲンカンプって、「エルム街の悪夢」シリーズ以外はこれといった代表作がないんですよね。あれだけ主演作が大ヒットしてホラー・アイコン的存在になったにも関わらず、まるで映画に関心がないかのように地味なテレビの仕事ばっかりしている。ウェス・クレイヴン監督の「ショッカー」にもチラリと出てましたが、あれだってお友達出演ですもんね。他の女優だったら、絶好のチャンスだとばかりジャンル系映画にバンバンと出まくるところを、彼女はあえて仕事を選んでいるとしか思えないくらいにストイックなキャリアを歩んでるんですよ。というか、完全にマイペース。

実際に、彼女自身かなり無欲な人みたいなんですね。「私はお金持ちでもないし有名人でもない、そんな事はどうでもいいの」ってはっきりと断言しているし、「生活するのに十分なお金さえあればそれでいい」とも語っています。まあ、野心がなければいい人なのかというと、もちろんそんな事はないわけで、無欲は必ずしも美徳ではないと思うんですけど、彼女の場合は身の丈をわきまえた賢さみたいなものを感じるんですよね。自分はメリル・ストリープでもシャロン・ストーンでもない、ということをよく分かってるだと思います。逆にタフなんですよね。その辺りも、ナンシー・トンプソンのイメージと重なるところがあって、妙に親近感が湧いてしまうわけなんです。

ちなみに彼女、本人役で出演した「エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア」ではダンナさんが特殊メイク・マンという設定でしたが、実際に彼女の夫は「ナッティ・プロフェッサー」と「メン・イン・ブラック」の特殊メイクで2度アカデミー賞を受賞しているデヴィッド・アンダーソン。ダンナさんが特殊メイクを担当した「ドーン・オブ・ザ・デッド」では制作クルーの一人として参加しています。

ヘザー・ランゲンカンプ Heather Langenkamp

 

1964年7月17日、アメリカ・オクラホマ州生まれ。

 

フィルモグラフィー

ランブルフィッシュ('83)

アウトサイダー('83)

エルム街の悪夢('84)

エルム街の悪夢3 惨劇の館('87)

ショッカー('89)

氷上の疑惑/ケリガン殴打事件の隠された真実('94)<TVM>

エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア('94)

デモリショニスト('96)

クロニクル 倒錯科学研究所('97)<TV>

ミレニアム・クライシス('99)<TVM>


日時: 2007年 08月 27日, 08:22 PM  |  コメント (0)

           

コメントを投稿

(投稿されたコメントは、管理者の承認が必要になります。しばらくお待ちください。)

FOXlife
FOXCRIME
FOX