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09/10/21
「アバター」来日レポート!

東京国際映画祭舞台挨拶
<トップバッターとしてグリーンカーペットに登場!
左から、ジョン・ランドー、ゾーイ・サルダナ、サム・ワーシントン、シガーニー・ウィーバー>

 12月23日(水・祝)の全世界同時公開に先立ち10月17日(土)、第22回東京国際映画祭オープニング・デイに、スペシャルプレゼンテーションとして特別招待! “映画祭史上初”となるこのフッテージ特別上映会にあわせ、『エイリアン4』以来、11年ぶりの来日となる名女優シガーニー・ウィーバー、『ターミネーター4』で人気が爆発したハリウッドの若手№1スター、サム・ワーシントン、そして『スター・トレック』等で知られる個性派女優ゾーイ・サルダナ、『タイタニック』でアカデミー賞を受賞したプロデューサーのジョン・ランドーの計4名で来日し、舞台挨拶と来日記者会見を行われました。

 17日のフッテージ特別上映会では、今回来日を果たせなかったジェームズ・キャメロン監督から届いた「きっと驚かれますよ」とメッセージが上映され会場が沸き、続いてゲストが登場。シガーニーは「こんばんは、また日本に来られてハッピーです。ジェームズ・キャメロンは素晴らしい作品を書き、自分で撮影技術を作っています」と語りました。グリーンカーペットを歩かれた鳩山首相夫妻も3Dグラスをつけて見入っていました。

 翌18日には来日記者会見が行われ、現在も製作が続く本作の撮影秘話や3D映像についての質疑応答を実施。ハリウッド随一の完璧主義者として知られるジェームズ・キャメロン監督の手により現在も製作中で、映画の全貌に関してはまだ明らかになっていないため、訪れた150名を超えるメディアからは数多くの質問がキャストに投げかけられた。


東京国際映画祭記者会見
<記者会見にて>

Q:公開まであと二ヶ月ですが、制作は間に合うのでしょうか?

ジョン:
もちろん! 現在、編集の最終段階にあります。世界中の観客の皆様にこの作品観てもらうのが楽しみで仕方がない。皆様が見たことないスケールの作品が普遍的なテーマをはらみつつ展開していきます。

Q:TIFFで上映されて『タイタニック』と同じ流れだが、プレッシャーは?

サム:
ジムは本当に血と汗と涙のすべてを注いで映画を作っている。自分は役者として言われた通りのことをやった。プレッシャーは全然感じていない。自分がその世界の一部であることに誇り感じているから。

Q:J・キャメロンのアドバイスで印象的なものは?

ゾーイ:
監督が指をパチンと鳴らすときは、何かに刺激を受けて影響を受けたというサインで、その時は、撮影が上手くいっていてこのまま続ければいいのだなって思った。

Q:本作でJ・キャメロンはどのような部分にこだわりを持っていましたか?

シガーニー:
私はJ・キャメロン監督を25年間知っています。12年間映画を作ってこなかった彼が、この映画のために3Dカメラを開発しました。そしてあのストーリーを考え、あの風景、植物、クリーチャー(生物)、それからジェイクやグレイス等の全てのキャラクターをつくり、ナヴィという先住民族を、彼が全て作り出しました。これは大変な仕事ではありますが、監督はこの映画を世界中の人に見せようと尽力し、その素晴しさはこの作品に表れていると思います。また、彼はSFを「人間とは何かを認識させるメディア」と定義し、『アバター』はこのメッセージを伝えるための、非常に価値ある作品だと感じています。娯楽性が高いうえにメッセージ性も持った、素晴らしい映画です。

Q:エモーションキャプチャーについて

ゾーイ:
開放感を与えてくれるものですね。子供の頃に、無限の可能性を持っていたよう。撮影が終わるとパンドラから帰りたくない!まだココで遊んでいたい!と思った。

サム:
5歳の子供が遊んでいるよう。ゴムの鳥と格闘してお金がもらえるなんて犯罪に近いよね。ハワイの熱帯雨林でパンドラの感覚を皮膚で憶える為にリハーサルを行った。耳と尻尾をつけてほとんど裸で走り回ったんだ。楽しかったが、遭遇した人に『君たちは何をしてるの?』って尋ねられて『タイタニックの監督J・キャメロンの映画を作っているんだよ』って説明したんだけど『ずいぶん堕ちたもんだね……』って言われてしまった。

Q:『エイリアン2』と比べて映画の技術がここまで進化したのかと思うことは?

シガーニー:
『エイリアン2』ではハンディカムを使用して、観客を引きずりこむ映像でした。今回は、語っている映画より、カメラの方がSFなんじゃないかと思うくらい、未来を先取りしていた。これは観る映画ではなく、体験する映画で、実写3D映画では初めてのシリアスな作品です。人が会話しているシーンでも、私たちがあたかもそこにいるかのようにさえ感じます。つまり、世界で一番良い映画館でみているかのようです。

Q:『タイタニック』のように、映像の衝撃、新しさ、アクション以外にもエモーショナルで観客が共感できるような部分もありますか?

ジョン:
まさしくそれが『アバター』を作る第一の理由でした。今回、監督は観客をエモーショナルな旅にお連れするために作品を作りました。その旅では普遍的なテーマを扱いつつ、皆様がすごく感情移入できるような、向上心を持ったキャラクターたちとの旅になります。

シガーニー:
この旅は精神的なものだけで無く、観客にとって最も肉体的な旅になります。ちゃんと覚悟してください。

ジョン:
作品を見た方から「ただ見たのではなく、本当に自分が体験したようだった」と言われました。

Q:最後に一言

シガーニー:
J・キャメロン監督は私に『これは僕が14歳の時に見たかった映画なんだ』と言いました。彼だけじゃなく、みんなが持っている14歳の頃の自分に語りかける映画だと思います。今回、J・キャメロン監督はこの映画を世界の観客に届けるために一生懸命仕上げをしており、日本に来ることが出来ませんでした。しかし、私たちは来日し、映画祭に参加し名誉ある体験をし、『アバター』の新しい世界をほんの少しだけお見せすることができました。これを持って皆様を『アバター』の世界をお招きしたいと思います。

会見は数多くの質問があがりその為、当初予定していた時間を大幅に延長するなど大盛況! 11年ぶりの来日となったシガーニー・ウィーバーと、今年最大の話題作とされる映画『アバター』の関心の高さが伺える記者会見となりました。



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