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映画評論家の町山智浩が貴族コスチュームで登壇!「衣装、撮影全て素晴らしい」「女優3人の『大奥』的演技合戦が見どころ」と大絶賛!

2019.01.30

昨日、映画評論家の町山智浩さんをお呼びして、『女王陛下のお気に入り』トークイベントが開催されました。  

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◆日程:1月29日(火)20:30~:20世紀フォックス試写室 
◆登壇者:町山智浩(映画評論家) 

会場は50席ほどの席数に1000人以上の応募があり、かなりの倍率を勝ち抜いた熱いお客様達がいる中、白塗りの顔と白い髪、貴族のコスチュームで町山智浩が登壇!「バカ殿じゃないですよ」と、笑いを取りつつ、上映後の試写ということで、お客さんから感想を募った。

 「撮影が不思議。宮殿の話だけで話が進んでいて面白かった。」などのコメントが出ると、町山は「映画の中で一番気になったのが、男性がメイクをバッチリしていて、反対に女性がほぼスッピンなんですよね、しかも男はゲス野郎ばかり。撮影の仕方も変だなとみなさん思っていたと思いますが、後ろの柱が歪んでいたりするのは、魚眼レンズで撮っているからなんです。その他、地面から撮ったり、上から煽るように撮っていたり。それは「変に撮れ!」と監督からの指示なんですよ(笑)でも美しかったですよね。絵画のように素晴らしい。しかも、昼間は窓からの光、夜は蝋燭の光、全て自然光で撮っている。照明もいらないし、宮殿のみでの撮影だから、実は低予算映画なんです。」と撮影秘話を暴露。 

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「(衣装に関しては)時代考証は全く無視して、この時代になかった化繊素材やデニムを使っていたり、キャストも白か黒しか着ていない。全員が一つのトーンでコーディネートしているところも、現実的ではない。戦争推進派と否定派はカツラの色を変えたりとか、史実と違ったことも多かったですが、アカデミー賞衣装賞は取りますね。」と、絶賛。

 「映画では、アン女王をダメな人のように描いていますが、子供が17人も亡くなっていてかわいそうな人なんです。その象徴的存在としてウサギが使われている。今までの作品を観ても監督は動物を使うのが得意なので、今回も監督らしいですよね。この映画は最多ノミネートを取っていてアカデミー賞最有力なんです。ただシニカルで皮肉なところがとてもイギリス的なので、アカデミー賞はアメリカの賞ですしどうでしょうね。」とアカデミー賞に対しては微妙なコメント。  

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「『出てくるやつはみんな悪』って、アウトレイジじゃないんだから(笑)。最初、アビゲイルは弱々しいから、みんな同情して感情移入する。ただ、だんだん強くなっていって、あれ?と思うでしょう。サラは最初から意地悪だけれど、よくよく観ていくと悪気があるわけではない。女王はサラに暴言を吐かれても、あらゆるところで頼っていた。反対にアビゲイルはおべっかがすごい。サラはダメなことははっきり言うけれど、アビゲイルは女王を甘やかしていく。この『大奥』みたいな設定がすごい映画なんです。さらに女優3人が全員アカデミー賞にノミネートされていて、演技合戦がすごい。」と語り、大盛況の中イベントは終了しました。
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