スパイク・ジョーンズ監督も飛び入り参加!
野村訓市さんが明かす『グランド・ブダペスト・ホテル』

05.29(木)

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先日、一般の方を抽選で募った『グランド・ブダペスト・ホテル』リレー試写会がFOX試写室で行われ、上映後にトークショーが行われました。登壇ゲストには、かねてからウェス・アンダーソン監督と親交の深い、数々のファッション誌、カルチャー誌にてライター/編集者をされている野村訓市さんと、そのこだわりとセンスから圧倒的支持を得ている男性誌「POPEYE」編集長の木下孝浩さん。

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本作の超豪華キャストとともに、日本人ツーリストとしてじつは出演をしていたという野村さん。撮影現場の様子とウェスとのエピソードについて語った。
「撮影が行われたのは一昨年の1月で、少し会うつもりだったのに、急にウェスのスタッフからメールがガンガン届くんです。身長は何センチだ、髪型はどんなだ、髭は生えているか?とか」。確認したところ、1960年代のシーンで映画に出ることに。

仕事で事前のフィッティングが出来ず、自前で用意することになったのだが、ウェスのこだわりから持っていったパンツの裾を有無を言わさずバッサリ切られてしまったそう。
「現場での夕食は必ず皆で食べるのが決まり(笑)。僕は数日でしたが、ほぼずっといたレイフ(・ファインズ)はたまには外で一人で食べたい、と言っていたがウェスにだめだと言われたそうです。」

木下さんは「この作品に限らずですが、とにかくファッション、セット、スタイルが洒落ていますよね。N.Y.のテイラーで自分のスーツを作り続けていたり、こだわりが普通じゃなくて、他のニューヨーカーとは違う。あとは彼が取材嫌いっていうのも編集者としてはそそられます」。

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そして質疑応答でサプライズが!『her/世界でひとつの彼女』(6/28(土)より全国ロードショー)のプロモーションで来日中のスパイク・ジョーンズ監督がなんと挙手!野村さんに役作りについて質問し、会場はうれしいサプライズに興奮!

最後は野村さんが「『グランド・ブダペスト・ホテル』が豪華キャストによるミステリー仕立てのエンターティメントだとしたら、『her~』は主役のホアキン・フェニックスと声だけの出演だけどスカーレット・ヨハンソンの感情の揺れ動きを描いたエモーショナルな作品。同世代のふたりの監督が互いに違ったアプローチで作ったこの2作品を、ぜひ皆さん観てください!」と締めくくった。